味噌やしょう油、納豆に油揚げ。
大豆からつくられるこれらの加工品は、わたしたち日本人の食にかかせない食べ物です。
今回はこれらの製品の原材料である「大豆」の効能ついて、あらためてみていこうと思います。
【大豆をたべる3つのメリット】
ずばり大豆を食べるメリットは以下の3つです。
1 ホルモンバランスを整えて美肌・美髪になる。 |
2 良質なたんぱく質で健やかな身体をつくる。 |
3 コレステロールを減らして突然死をふせぐ。 |

1つずつ見ていくピヨ!
【1 ホルモンバランスを整えて美肌・美髪になる。】

エストロゲンはきれいな肌や艶のある髪など、女性の美しさをつくるのに不可欠な女性ホルモンです。
しかしこのエストロゲンは人間関係によるストレスや過度なダイエット、閉経などにより減少することもわかっています。
エストロゲンが減少するとホルモンバランスがくずれてしまい、不眠やイライラなど、心も不安定になってしまいます。
いわゆる更年期障害です。
美容や健康のトラブルを抱えると生活の質が大幅にさがってしまいますよね?
そんなわたしたちの救世主となるのが大豆。
厚生労働省のホームページによると、大豆に含まれているイソフラボンは「植物性エストロゲン」といわれるほど構造が非常によく似ているそうです。
大豆を食べることにより、イソフラボンが不足したエストロゲンの働きを補ってくれます。
大豆は女性の美や健康の心強い味方なのです。

大豆をたべると美人さんになれるピヨね~!
髪や肌につやが出ると毎日がたのしくなってくるピヨ♪
【2 良質なたんぱく質で健やかな身体をつくる。】

続いて2つめのメリットは、良質なたんぱく質を摂ることができることです。
日本では高齢化がすすみ、寝たきりになる高齢者の数がふえています。
そこでフレイル予防(介護予防)として、意識的にお肉やお魚などを食べ、たんぱく質を摂ることがすすめられています。
十分な量のたんぱく質を摂ることで筋肉量の減少をおさえ、寝たきりや認知機能の低下を遅らせることができるからです。
しかし反面、お肉などの動物性のたんぱく質には、コレステロールが多くふくまれているのも事実。
コレステロールの過剰摂取は脳梗塞や心筋梗塞などの原因になります。
寝たきりにならないよう努力しているのに、別の病気にかかってしまっては元も子もありませんよね?
それに年をかさねるとお肉のあぶらが苦手になる人も多いものです。
そこで登場するのが「畑の肉」の異名をもつ大豆。
お肉にも負けないほど、良質のたんぱく質を豊富にふくんでいます。
毎日の食卓にじょうずにとりいれていきましょう!

たんぱく質をお肉に頼りすぎるのも危険ピヨ!
なにごともバランスが大切ピヨ。
【3 コレステロールを減らして突然死をふせぐ。】

そして最後、3つめのメリットはコレステロール値をさげることです。
大豆をたべることによって、血管のやわらかさを保ち、脳や心臓の血流のつまりや血管の破れを防ぐことができます。
コレステロールは肝臓でつくられる胆汁酸(たんじゅうさん)と結びつくことで、消化・吸収されます。
しかし大豆を食べると、大豆にふくまれる大豆たんぱく質と胆汁酸がむすびつくようになり、胆汁酸と結ばれなかったコレステロールは利用することができません。
そしてその余ったコレステロールはそのまま体外に排泄されることになります。
このようにしてコレステロール値をさげることができるのです。

大豆をたべると動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞をふせぐことができるピヨね~。
たすかるピヨ!
【まとめ】
食の欧米化がすすみ、大豆をたべる機会がほとんどないという方も少なくないのではないでしょうか?
しかし大豆は非常に多くの恩恵をわたしたちに与えてくれます。
「最近なんとなく体調がすぐれないな・・・」と感じたら、サプリや薬に頼るまえに、まずは食事の内容を見直してみてください。
毎日の食事を改善することで健康的な身体をつくることができるのです。
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